日本海軍 巡洋艦　筑紫

日本海軍 巡洋艦　筑紫 チリ海軍がイギリスア－ムストロング社で建造途中の艦名「ArturoPrat」をキャンセルしたが、海軍力増強に力を注ぐ日本海軍が明治16年度計画で「筑紫」として購入する事になった。 気走を主体とする全鋼製で強制通風式缶、水圧式の主砲旋回装置・揚弾装置、白熱灯などの先進技術と装備を備えた船である。

排水量1,350トン余りの船体には似付かぬ25センチ単装砲を前後に装備、両舷に12センチ単装砲を2門装備した。

「筑紫」は清国「超勇」「揚威」がア－ムストロング社で建造され同形艦として知られている。 日清戦争時、黄海海戦にて清国の2艦は沈んでしまいましたが、「筑紫」は大きな海戦には参加せず、各所攻略戦に従事する。

日露戦争にも従事、対馬海峡警備に日本海海戦に第7戦隊で参加する。 戦後のよく明治39年に除籍、雑役船となり、44年に廃船となる。

今回は、帆走状態を再現して見ました。 キットは、中国のS-Model 「　北洋海軍 巡洋艦　超勇・揚威　」より製作しました。

排水量 常備：1,350t 全長 64.0m 全幅 9.7m 吃水 4.1m 機関 一軸レシプロ蒸気機関、円罐4　2,887馬力 燃料 石炭300t 最大速 16.4kt 兵員 186名

兵装 25口径25.4cm単装砲2門　20口径12cm単装砲4門　 17口径76mm単装砲1門 魚雷発射管2門

製作・小野浜日記