MPMC2012 展示会
2012年、10/6〜10/8(土〜月)室蘭模型愛好会の展示会が開催されました。
10/6の土曜日は仕事だったので、日曜日からかみさんと二人で参加。

大体2時間弱で行けるなぁと思っていたのですが、定山渓付近で思いがけない渋滞に巻き込まれ到着したら11:00に・・・。
景気が良かった頃は毎週休みの日は渋滞するポイントで、出発タイミングを考えて出ていたのですが、ここんとこはあんまり混むことが無かったので…ちと油断をしていました。

会場に到着してみるとこちらの関係では遠路関東より北國海軍工廠さん(会員)RN工廠さん(ゲスト)が札幌よりお越しのお客様「あざみ」さんと御歓談中。
(おかげさまでお顔が判って安堵いたしました)

早速持ってきた作品を並べようとしたら・・・・筑紫の入っている・・・・はずの箱を開けると、なんと空っぽ!
そういや〜HMEの時に出したまま机の上の硝子戸棚に安置したままだっけ…。で、28サンチ榴弾砲とお化粧直しを施した1/350KGVを展示。
で、最後に気がつきましたが、作品カードを全く忘れていました。
困ったものです。

今回の特集はタミヤ企画なので、新旧取り混ぜての展示になっており、有る意味MPMCの集大成的な感じも見られてなかなかのものでした。
艦船はシュガー長官の1/72 PT-15や1/35ヴェトナム・ガンボートが堂々たる完成度で、艦船もこのスケールまで来るとちょっとAFV的な手の入れようをしていかなきゃならんと云うお手本でした。
(写真で見えるもの全部を再現、省略無し!!)
大物では1/350のエンタープライズ。
亡くなった先代会長の作品ですが、当時はまだエッチング等も無く、現在の水準から見ると物足りなくも感じますが・・・・この巨大な模型を破綻なくまとめあげ、しかも全て筆塗りでむらなく仕上げているのは、当時としては流石の作品でした。
(ちなみに…現会長の許可を得て、エッチングや追加パーツによる追加製作も決定しています・・・・で、誰が?)

また遠路お越しの北國海軍工廠さんが1/350スクラッチビルドの「露西亜巡洋艦ナヒモフ」や旧作、新作のシャルンホルスト、プリンツ・オイゲン、HMSロドネイ、プリンスオブウェールズ、レパルス等を取り交ぜ1/700の大所をエッチングも凄まじく取り揃えてくれました。感謝です。
今回北國海軍工廠さんとご一緒に来訪のRN工廠さんは、1/3500フルスクラッチの日本海海戦時の日本海軍連合艦隊とロシアバルチック艦隊をご持参いただきました。
合同艦船展では大きな海面パネルでの出展でしたが、こちらは移動の制約があるため、縮小海面バージョンでの登場です。
しかし・・・・凄いと言うか・・・既に自分には見えなくなっていると言うか・・・!あまりの小ささと精密さに目が眩みましたね。
それと1/700の英国海軍 戦艦バーラム。
こちらも精密な作り込みで一次大戦の戦艦の雄姿をご披露くださいました。
特集 1/32 F4ファントムU
そして今回の目玉は何と言っても「1/32 ファントムU」。
中央の卓にズラリと並んだ巨大なファントムの作品群は、見る者を圧倒する大迫力!
塗装、マーキングも皆別物で、長い間西側自由主義陣営の要を務めてくれた主力戦闘&爆撃機の威容を十二分に見せ付けておりましたね。
ここまで大きいスケールの航空機模型だと、コックピットの再現も皆それぞれの技術で細かく仕上げてあり、最近目がショボクなって来た自分にとっては見るのも一苦労でした。
面白かったのが噴射口、尾翼周りのシルバー(焼き鉄色?)塗装で、各々こうだとと云う解釈で塗ってあるのが大変に面白かったですね。
実際、このへんの塗装は使用機体や経年変化、写真に写る際の光加減で全くの別物になってしまうためかなとも思います。
しかし・・・当分はこれ程の大物の機体がズラリと並ぶ企画は・・・見れないでしょうね!(またぞろ…コープスキー会長が変な事考えなきゃ…ですが)
AFV
陸物も大変に盛況(精強?)で、新しいものがビッチビチで並んでいる様は、まさに壮観でした。
で、74式が一両・・・・作者はなんとHNがファントムboyで知られるSさん。
HNそのままに素晴らしい航空機キットを作るSさんですが・・・・流石に戦車をつくっても光るものが有るんですね〜。ホント脱帽です。
昔は自分もなんでも作るゲテモノモデラーでしたが、最近は艦船ばかりになってしまったので(28サンチ有ったけど)少し、別ジャンルもこなすのも面白いのかとあらためて実感いたしました。
こちらは8月にご逝去された我等が「国親父座郎閣下」こと鶴岡政之さんの追悼コーナーです。
閣下の作品につきましては、先日のお別れ会のときに作品をお借りしてくる許可を奥様に頂いたのですが、そのあまりの繊細作品に涙を呑んで断念をした経緯がありました。
写真の中の閣下は・・・・優しい微笑で皆を元気付けてくれていますね・・・。
鶴岡さん追悼コーナー
こちらは8月にご逝去されたMPMC会員で、モデルアート艦船スペシャル筆頭ライターでも有る鶴岡政之さんの追悼コーナーです。
鶴岡会員は千葉県在住でしたが、縁有ってMPMCの会員になり、合同例会などで卓越した技術を持って、素晴らしい作品を披露してくれました。
2011年に癌を発症し、闘病を続けていましたが、2012年8月に惜しまれつつお亡くなりになりました。
鶴岡さんの作品につきましては、9月25日のお別れ会のときに作品をお借りしてくる許可を奥様に頂いたのですが、そのあまりに繊細で巧緻な作品に涙を呑んで移送を断念をした経緯がありました。
写真の中の鶴岡さんは・・・優しい微笑で皆を元気付けてくれていますね・・・。
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