アメリカ合衆国海軍 USS ACR-1 メイン
戦艦メイン
米戦艦の黎明期に作られた一隻です。
もともと装甲巡洋艦として作られたようですが巡洋艦としての速力や航洋性を確保できず、また巡洋艦としては堅艦で武装も強力であったため戦艦として取り扱われたようです。
もっとも、ほぼ同時期に建造されたテキサスと本艦の2隻は、BBナンバーを与えられていません。
スペイン領キューバで独立運動が発生し、弾圧するスペイン軍との抗争が激化すると、本艦はアメリカ人居留民保護の名目でハバナ港に派遣され、停泊中に謎の爆沈をとげました。
爆発の原因は今に至るも不明ですが、当時の米大衆紙(イエローペーパー)はこれをスペインの破壊工作と決めつけ、世論をセンセーショナルに煽りたてました。
アメリカはこの事件を契機に、「リメンバー・メイン」をスローガンとしてスペインとの戦争に突入することになります。
製作・衛
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