日本海軍 巡洋戦艦 金剛


本艦は日本初の超ド級艦であり、日本が外国に発注した最後の主力艦である。
日本は「筑波」以来主力艦の国産化を進めてきたが、ド級艦時代の到来により改めて英国の進んだ建艦技術を習得する必要を感じ、本艦を英ヴィッカース社に発注することになった。
技術導入を目的の一つとしていたことから、同型4隻のうち英国で建造されたのは本艦のみで、2番艦以降は国内建造されることとなった。
本艦の竣工後間もなく第一次世界大戦が始まり、日英同盟に従って日本も参戦したが、本艦は英国の貸与要請を断って本国海域に留まったため、これといった活躍もなく終戦を迎えている。
性能諸元
排水量 常備:27,500t
全長 214.6m
全幅 28.04m
主缶 ヤーロー式混焼缶36基
主機 パーソンズ式直結タービン2基4軸
軸馬力 64,000shp
速力 27.5ノット
航続距離 8,000海里/14ノット
燃料 石炭:4,000t 重油:1,000t
主砲 毘式35.6cm連装砲4基
副砲 毘式15.2cm単装砲16門
魚雷 53cm水中発射管8本
その他兵装 短8cm砲12門
装甲 水線203mm 甲板19mm 主砲天蓋75mm 同前盾250mm 副砲廓152mm

全て新造時




製作:衛
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