ドイツ海軍 水上機  Fw-62
Fw62はHe60の後継機として開発されたものの失敗作となったHe114に代わり、航空省技術局が計画して発注したAr196の試作機のバックアップ用としてフォッケウルフ社に命じられた試作機。
一般的な技術と機構を盛り込んだオーソドックスな機体で、Ar196と同じ出力880hpのBMW132エンジンを搭載し、双フロートのV1と単フロートに補助フロートを持つV2が完成して1937年春に初飛行した。
良好な性能を発揮してカタパルト射出でも好評価を得るが、近代的で高性能のAr196とは比較にならず、開発は中止された。
   諸元 全長     11.15m
    全幅     12.35m
   最大重量   2850kg
   最大速度   280km/h
   武装     7.92mm機銃×1
             50kg爆弾×4 
キットは、プラネットモデル 1/72。
高品質のレジンキットで工作は比較的容易。筋彫りを深くした以外はほぼストレート。
翼間支柱などの取り付け位置の印が微妙にずれていることさえ注意すれば形にできる。


各接着部は、イモ付けせず、真鍮線のダボを使用。
翼間やフロートの支柱の長さ調整をしないで組めた複葉機は、ほとんど初めてかも。と思ってしばらく放置してたら、翼間支柱が曲がってしまっていた。
レジンキットは、一気に組み立てなければ・・・。袋を破って時間が経つと変形する、っていうのは本当だった。最悪!
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