さぁ 喰いねえ
今回は函館の知る人ぞ知る豚肉ガッツリB級スポットをご紹介。
場所は函館山から海岸線を走る「漁火通り」を名湯「湯の川温泉」に向かい、温泉街のちょっと手前にあります。
数年前、函館合同例会が有り、その時「函館飛翔会」会長のM岡会長のお手配で、総勢20数名でお昼をいただきました。
元々はラーメン屋さんで、「元祖函館塩ラーメン」は地域でもなかなかのお味で有名だったそうですが、ご店主がある日突然に豚肉料理に目覚め、現在のお店として再スタートしたそうです。
駐車場は狭く、4台くらいしか止められません。
店内は明るく清潔ですが、提供する料理の関係上ちょっと床がヌル?めに感じるのは自分だけかな?
カウンター席、小上がり席、椅子席と結構な広さで、つめれば40人くらいは入れそうかと・・・・。
メニューはラーメンからこだわりの豚肉料理まで各種様々。
お仕事中の昼食の方も多く、地域に愛されるお店なのが良くわかります。ザッと見た感じ、多くの方は肉料理をメインにしたポークソテーやチキンソテーのセットランチ風を召し上がっている方が多いようですね。
メニューでいくと・・・ビストロなんとか・・・と言う風ですが、ラーメンの方も・・・結構多いです。
こちらがお店一押しの「Bセット 豚肉ロース300g 980円」。
肉は秘伝の塩に数日間付け込んだ、ミシッとした感じの仕上がりで、生肉とは違う重量感を感じます。
大きさは縦9cm、横20cmくらいで、厚さは・・・なんと4cmは楽に有るかと言う常識外の大きさ!!
しかも塩で縮んでいるはずなので、元の大きさは・・・?!
オーダーすると卓上ガスコンロとステーキ用の鉄板皿がセットされて、茹でキャベツの前菜(仏料理みたい)、大盛りご飯、味噌汁がやってきます。
調理開始です。
肉はあらかじめ切れ目が入っており、お好きなように焼いていきます。
鉄板皿には油はしいてありませんが、肉から湧き出る油が皿に回り、ジュージューパチパチ美味しそうな音と匂いが立ち込めてきます。
中火くらいで狐色になるまで焼いていくのがよろしいようです。
お味は・・・・結構塩っぱく染込んだ塩味が、豚肉特有の甘みをグ〜ンと引き出し、えもいわれぬ幸せが口中に炸裂!
その厚さから来る食感もなんとも素晴らしく、アングアングと噛み締めれば中からジュワーッと旨みが押し寄せてきて、嗚呼!今、自分はガッツリ豚肉を食べてるんだなあ〜といった感慨でいっぱいに・・・。

で、今回はかみさんと二人で行ったのですが、これを二人前頼むのは・・・流石にきついと思い、これを一人前、ラーメンを一つ頼んで二人で頂きました。
こちらが茹でキャベツの一皿と、元祖函館塩ラーメン。
茹でキャベツは前菜に見えますが、やはり塩豚を食しながら頂いたほうが箸休めにうってつけ。

で、塩ラーメンですが・・・・・・・・・・これが一杯な、なんと・・・ただの250円!
250円ですよ!麺の量も具もスープも完全にフルサイズ!
きっちりと取られたこくの有るスープの旨さは、その辺の700円代の塩ラーメンと比べても何の遜色もありません。
と言うか、最近では珍しくなってきた透明感のあるサラ旨スッキリスープは、ゴッテリ系の多い昨今、貴重品となって来た感もありますね。
他のメニューです。
上記のチョウゼメは・・・・・・市内のとある場所で養殖に励んでいるらしいでが・・・・・食べたいと思っても売っているところなんか知りませんね。(どんなお味か想像も付きませんが・・・)
この他にも多数のメニューが有って、近いところなら通いつめて色々食してみたい、魅力たっぷりのお店かと思います。
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