帝政独逸海軍巡洋戦艦ザイドリッツ
本艦はフォン・デア・タンより建造が進められた一連の巡洋戦艦群の集大成ともいえ、モルトケ級においてもまだ凌波性に不足であるとみられた、耐航性を改善するという意図が盛り込まれています。
艦首甲板をより高くすることで、充分な乾舷を得て外洋航行時の安定性と凌波性が獲得されました。
以下は本艦の戦歴となります。第一大戦中の1914年11月3日にヤーマス襲撃に参加。
次いで、1915年1月24日に旗艦としてドッガーバンク作戦に参加。1916年のユトランド海戦では、巡洋戦艦部隊を率いていたヒッパーの旗艦として参加。
クインメリーを撃沈するも自らも大破するが帰還することに成功している。
独逸艦の堅牢さが示された一戦でもありました。第一次世界大戦が休戦になると、ザイドリッツはスカパ・フローに回航、係留されましたが、1919年6月21日に乗組員の手によって、大海艦隊の他の多くの艦とともに自沈しました。
ザイドリッツ制作
北海を遊弋するイメージで制作しました。

今回の初トライその1:モンキーラッタルの設置。かねてより悩んでおりましたモンキーラッタルの設置方法ですが、あれこれ考えた末に我流で発案した方法で設置してみました。ラッタルそのものを変則コの字で切り出し、差し込みを片側の1本とすることで、
列を整えつつ差し込み後の水平微調整などをすることが出来ました。新案特許(違!
今回の初トライその2:船体の塗装。白に近い薄グレー色の船体はそのままだとのっぺりとしてしまいがちです。かといって1/35のようなウェザリングだとスケール感が今一つあいません。
今回はほんのりとした船体のくすみを出すのに、フィニッシングペーパーで塗装を削っ手下地のグレーを出したり、白の塗装を斑点で入れた後に再度基本の船体色を吹いてぼかしてみました。意外といい感じに^^
今回の初トライその3:排煙の設置。綿に黒を吹いてふわっとさせてのせています。吹きすぎると塗料でゴワゴワになり、煙っぽさがなくなるのでほどほどに吹いています。
実際には黒煙を表現したいところなのですがこれが限界でした(汗
今回の初トライその4:旗の設置。旗の設置は実は今回が初めて!ネットから拾った画像を適当に縮小して貼り合わせただけです(汗
 
 
 
 
 
 
 
製作:black
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