エレール カデットシリーズ バイリーム・インペレーター 1/225

紀元前ローマ帝国の二段オール軍船 1/75のカデット版です。
縮尺は1/225と言うことになっています。(どこから引っ張ったスケールなのかよう判りませんが・・・)
イマイのミニ帆船シリーズ「ローマの軍船」と比べると幅が狭くスリムな感じですが、一番の違いはちゃんと二段オールが再現されているところです。ちょっと過剰な木目表現も意外としっくりと感じますね。

ベンハーの軍船
自分が始めてローマ軍の軍船を知ったのが小さい頃、親に連れて行ってもらって見た映画「ベンハー」でした。
あの映画でローマ軍船の構造や積載兵器、戦法、恐怖の動力(笑!)が一目で丸わかりでしたね。
「バトルス・スピード!」と言う命令をドーンドーンと太鼓のリズムで叩き出していく演出はなかなかのものでした。
なので・・・ガレー船イコール奴隷と言う図式がいつまでも記憶に残っていましたが、色々調べるようになってからは漕ぎ手は全て奴隷と言うものでもないと知るようになりました。
有名なところではギリシア艦隊とペルシア艦隊の間で行われたサラミスの海戦ですね。
この時の漕ぎ手は志願した各ポリスの市民達だったようです。
また、日本の戦国時代の水軍の漕ぎ手は、恐怖を克服するため戦闘時に手ぬぐいで目隠しをしてひたすら漕いだそうです。
(漕ぎ手の水夫を弓矢で狙わないのは、武士階級では暗黙の了解だったようですが、その禁を破ったのが義経だったとか・・・)

 このキットをベンハー風に。

キットは当時のローマ軍船を模したもので、映画に出てきたローマ艦隊旗艦とは結構雰囲気が違っています。
と言うか、右上の写真、作っちゃってから見つけたもんで今回は大失敗です…!

なので雰囲気だけで見ていただけると幸いです。

 左右のオールの出ている張り出しは上部がのっぺりとしているのでパテがけをしたあとプラ板を張り込みにしました。
いつもなら筋彫りと行くところですが・・・最近なんかめんどくさくなってます。

 塗装は「ベンハー」に出てきたローマ艦隊の旗艦の白塗装に。
せめてちょっとでも似せようと、船首側の甲板にキットには無い櫓を増設。

 台座の作製と仕上げ。

紙粘土は油断していると直ぐに乾いてカチカチになるので、水を入れたタッパーに保管していたところ・・・・なんか思ったよりドロンドロンになっていて、手にまとわり付く方が多くて往生しました。
が・・・・擦り付けた粘土を手から引き離す時、その末端が大波の飛沫っぽくなったのでそのまま乾燥させてW・Eで表面処理をしました。
本来なら3〜4日ほどかけて乾燥させた後順次加工をしていくのですが、今回は時間に追われてストーブの前で強制乾燥。
これ・・・・年月が立つうちにいきなりひびが入って崩壊するかも・・・・。
船体をラップに包んで粘土に押し付け、WLを作りましたが、ちと喫水が高くなりすぎた感じもいたしますね。

台座の船体型取りも済んだので、急いで船本体の仕上げに。
マストはいつものFRP棒削りだし。
今回はマスト1本、バウスプリット1本、ヤード2本なので割りと楽勝でした。
こちらは木肌感で塗装仕上げ。
追加で作った船首楼も取り付け、ついでに敵船に乗り込むためにクロウと言う渡り板も自作してみたのですが・・・・スケールオーバーになったのと、艦首甲板が思ったより狭くて断念・・・・。

オールは左右上下2段で、海面に触れない程度に上側に角度を付けて接着。(海に突っ込んでいると、あちこち切るのがめんどくさいので・・・)
帆は、これまたいつものPC加工で作製。この辺はだいぶ慣れてきた感じがいたします。

台座も海面が乾いたであろう頃にブルーとグリーンで塗装。両方薄めにして海面でわざと混じらせながら塗っていきます。
最後に波頭を白で仕上げ。本当なら色の調子を見ながらもう少し時間をかけるのですが、今回は急ぎが入ったので、なんとか形に持ち込むのにちょっと粗い感じになったかもです。

少しスケールが合いませんが、ローマ兵が乗船。マントを付け・・・・馬鹿みたいに糸で作った兜飾りも・・・・
ご笑覧ください!








製作 kudopapa@副長
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